〈サイトについて〉

▽プロフィール

科戸☆徹(しなと・とおる)

どこの誰が作っているかも分からずに有料だといわれても信用できないと思います。ただ筆名を使っているのは私なりのクライシス管理です。海賊にしてもテロにしても、日本からアクセスされたことはないであろうサイトも見に行っています。そのためでしょうか、世界中から怪しげなメールが届きます。神経質すぎるかもしれませんが、家族の安全も考えなければなりません。そのために本名は、会員になっていただいた方には当然開示していますが、公開を控えています。どうぞご理解ください。勤務していた会社は時事通信社です。社会部の記者、デスクをさせていただきました。司法記者が長く、ロッキード裁判や経済犯罪などを担当しました。個人的には、軍事オタクではありませんが、軍事・テロ関係への関心はずっと持ってきました。
ソマリア海賊に関心を持ったのは日本で得られる情報が薄かったためです。しかも日本の関係先から広報される情報が正しいのかどうかの検証もされていませんでした。例えば身代金です。公式にはそんなものはない話ですが、実際は支払われています。船社のクライシス管理の観点からも知りたい情報の一つだと思いましたが、なかなか正確な情報が分かりませんでした。ネゴシエーションもそうです。敵を知らなければ対策も立てられません。ところが外国では、もちろん簡単ではないですが、こうした情報を得ることができました。建て前にも正当性がありますから、声高に身代金の額を公開する必要はないと思いますが、企業は知っておられた方がいい(保険会社に騙されないためでもあります)のではないかと考えたことも理由です。
情報は完全にグローバル化していますから、日本にいてもかなりの情報に接することができます。膨大な無駄の時間がでるのがつらいところですが、これさえ厭わなければできないことではありません。大手船社のように優秀な人手がいるところでは難しいことではないでしょうが、それとて時間は掛かります。それならそのお手伝いをすることができるかもしれないと、2008年から情報の無料提供を開始しました。一応50年近く情報の仕事をしてきた訳ですから多少の経験知はあるつもりです。そして2012年5月から無料ブログ「かわら版『ソマリア海賊』」を始め、約550本の情報を発信してきました。

 

▽ブログの特徴

このブログの立ち位置は、クライシスマネジメントです。ソマリア海賊の身代金はVLCCでは10億円を超えます。関連費用を加えれば倍近くになることも想定しなければなりません。ケミカルタンカーやバルク船でもこの半額は掛かります。なのに失礼ですが多くの日本の船舶会社や関連する損害保険会社などのリスク感覚は欧米に比較してあまりに緩いと感じました。情報も遅く十分とはいえない現状を知り取り組み始めました。欧米と同じ速度で同じレベルの深さの情報を持っていることは最低必要なことではないだろうか、という視点で続けています。
ソマリア海賊をはじめアジアなど世界の海に跋扈している「海賊」がメインテーマです。日本関係船の被害の未然防止に資することが願いです。合わせて重大海難や海上テロ、日本のエネルギーに影響しそうな場所でのイスラム過激派のテロや日本企業が被害に遭う可能性がある場所でのテロも追いかけています。いずれもクライシスマネジメントの実務情報としてです。希に前職の影響で「面白い裏話」も触りますが、これは番外です。
その結果、アフガニスタンもシリアもあまり登場しませんし、東アジアもほとんど取り上げません。国際政治に関心がある人には物足りないでしょうが、前者は日本のクライシスマネジメントとして影響が少ないと判断しているためで、後者は既に大量の情報が得られていると考えるからです。日本のメディアや関係機関からの情報が十分量ある以上、同じことをする必要性を感じないためです。
また、船舶会社ばかりでなくクライシスマネジメントに関わっておられる多くの方々にも「日本の常識」以外の情報を提供していますのでお役に立つと信じています。例えば、テロ対策を強化すると言われていますが、その際に必須となるアルカイダなどのテロ組織の情報は新しく詳しいでしょうか? ジハードフォーラムは常時チェックしていますか? ビデオメッセージは常時チェックしていますか? 現在、世界で使われているテロの“教科書”は把握して対策を立てていますか? これらは最低限のことです。“教科書”は全巻掲載しました。バラバラに載せたところはありますが、全巻載せているところはないはずです。アカウントを閉鎖するツイッター管理者とのイタチごっこで探すのが大変ですが、アルカイダ系武装組織のツイッターやイラン系ヒズボラのサイトも常時見ています。
なぜ無料ではないのか、という点に絡んで何点か説明します。現在、海賊を監視している国際機関がキャッチする発生情報はほぼ100%カバーしています。人間のやることですから100%と言いきる自信はありませんが、まず落とすことはありません。「海賊発生情報は月間レポートがあるではないか」と言われるかもしれませんが、私には理解ができません。1カ月前の事件は学者には意味があるかもしれませんが、クライシスマネジメント情報としては意味がありません。理想は「今」の情報です。それなら周辺にいれば回避行動も取れます。しかし、外部の人間がライブ情報を掴むことは事実上不可能です。そこで「できるだけ速く」で我慢しています。速ければ発生報告から数時間後には発信しています。もちろんすべて数時間後には情報発信できませんが、世界のメディアや海事セキュリティサイトと同レベルの速度では発信してきました。
日本の危機管理情報を見ていると、一次情報の垂れ流しがよく見られます。どこかにあった情報を右から左に流していることがあります。情報は価値判断と編集してこそ目的に合った情報になります。毎週まとめている「海賊週報」を例に説明します。この元情報が英文であって、それを翻訳していると思われているかもしれませんが、そんな情報は世界中どこにもありません。確かにNATOやONI、IMB-ICC、UKMTOなどの国際機関に報告が集まったものをベースにして見ていますが、船名がなかったり、あっても名前だけだったり、また状況が混乱していたりします。そのため船舶情報は別の専門サイトを複数チエックし、状況は大手メディアから現地語メディアまで必要に応じて調べる追加作業が必要になります。検索結果をただ並べるだけなら簡単ですが、それでは役に立つ情報にはならないと考えるからで、1件のインシデントを仕上げるのに2~3時間掛かることはざらです。
これは他の情報でも同じです。「速く」と「正確」は互いにぶつかることもあるので、どちらを優先するかを間違わないように気をつけながら1日中、ウオッチを継続するしかありません。ドライアイとの戦いでもありますが、誠実に有用な情報の提供に向き合っていることだけは自負しています。21歳から情報と関わってきた人間としての最低の矜恃だと思うからですが、そのための必要経費はどうしても掛かります。インターネットが使える環境を常時持ち、情報を発信するサーバーを借り、作業をする場所を確保しなければなりません。そのために心苦しくも有料にしました。世界中の同様なサイトを見ていると、スポンサードしているところが多くありますが、とても日本では望めませんし、バナー広告もクライシスマネジメントへの関心の低さから閲覧数が足りません。そもそも成り立たないスキームかもしれませんが、無謀な挑戦を始めた理由です。

▽ 著作権と免責

☆著作権

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☆免責

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