「72時間以内にシリア空爆の可能性」-EUの航空管制機関ユーロコントロールが警報

EUの航空管制機関Eurocontrolと航空安全局(European Aviation Safety Agency=EASA)は4月10日、「72時間以内にシリアに対する空爆が開始される可能性がある」として地中海東部を航行する航空機に警戒を呼び掛けました。 続きを読む

バベルマンデブ海峡でタンカーに小型船5隻が接近、武装ガードが照明弾で警告

バベルマンデブ海峡で4月8日、航行中のタンカーに3隻の小型船が左右から接近して来ました。乗船していた武装ガードが照明弾を撃って警告。しばらくすると別の小型船2隻が接近して来たため、武装ガードが再び警告発砲しました。タンカーは無事。 続きを読む

ナイジェリア沖で海賊に乗り込まれたのは3万DWTのバルク船。停泊確認も詳細は不明

ナイジェリア沖のギニア湾で4月7日早朝、4人の武装海賊に乗り込まれたのは3万DWTのバルク船でした。8日夕にはナイジェリアの港で停泊しているのが確認されましたが、乗組員の安否など詳細は不明です。 続きを読む

沈没したイラン原油タンカーの最終報告書は5月に

中国・上海沖の東シナ海でバルク船(香港船籍)と衝突後炎上、1月14日に日本のEEZ内で沈没したイランの原油タンカー“Sanchi”(パナマ船籍)に関する最終報告書が5月にはまとまる見込みです。4月9日にイランの海事機関が明らかにしました。 続きを読む

★★海賊週報★★(2018・4・2~4・8)

【ハイジャック・誘拐】=なし
【海賊の未遂、強盗・窃盗の既遂・未遂】=ギニア湾1件、東南アジア1件、南米1件
【ソマリア海賊の未遂と疑わしい活動】=アデン湾1件 続きを読む

ナイジェリア沖で商船に武装海賊乗り込む、乗組員は安全エリアに籠城

ギニア湾のナイジェリア沖で4月7日朝、航行中の商船に4人の武装海賊が乗り込みました。乗組員は砦(安全ルーム)に避難しています。MDAT-GoG (Marine Domain Awareness for Trade – Gulf of Guinea)にメールで連絡してきました。負傷者の情報はありません。 続きを読む

サウジのVLCCタンカー、右舷前部に20~30センチの穴。海事セキュリティ専門会社は「サウジ以外の商船への攻撃には否定的」

紅海南部でイエメン・フーシ派から攻撃を受けたサウジアラビアの超大型原油タンカー“Abqaiq”(302,986 DWT、船籍:サウジアラビア、2002年建造、IMO:9247182)の被害状況が明らかになりました。画像を見ると、右舷前部に20~30センチの穴が上下に2箇所開いているようです。武器が何かは不明ですが、機関砲か小型ロケットではないかとみられています。 続きを読む

イエメン・フーシ派、サウジアラムコの貯蔵タンクにミサイル攻撃。サウジ側が撃墜

イエメン・フーシ派側の通信社Sabaが4月4日、紅海に面したサウジアラビア南部ジャーザーン(Jizan)にある国営石油会社サウジアラムコの貯蔵タンクにミサイル攻撃を行った、と伝えました。 続きを読む

★アデン湾で4隻の小型船から大型原油タンカーに銃撃攻撃、武装ガードが応射、パキスタン軍ヘリ救援し撃退

アデン湾で3月31日午前、航行中の大型原油タンカーに小型船3隻とモーターボート1隻が接近、100メートルまで近づき発砲してきました。これに対し乗船していた武装ガードが応戦し、さらにパキスタンのヘリコプターが救援に駆け付け撃退しました。海賊攻撃ではないかと考えられます。 続きを読む

イエメン・フーシ派が紅海南部でサウジのVLCCタンカーに攻撃。被害軽微、航行継続。フーシ派「サウジ艦船狙った」。商船被害は初、航行リスク高まる

紅海南部のイエメン・ホダイダ(Hodeidah)港西の公海を北に向かって航行していたサウジアラビア船籍の超大型原油タンカー“Abqaiq”(302,986 DWT、2002年建造、IMO:9247182)が4月3日午後1時半ごろ(現地時間、10:30GMT)、イエメン・フーシ派から攻撃を受けました。タンカーは200万バレルの原油を積んでいましたが、警戒中のサウジの艦船が救援し、被害は軽微で済み、予定通り航行を継続しています。乗組員に負傷者はいませんでした。フーシ派のスポークスマンは「サウジ連合軍の艦船を狙った」と攻撃を認めています。内戦中のイエメンでフーシ派と対立するサウジは湾岸国連合軍を組織し、2日にイエメンに空爆を行い14人以上が死亡しました。この直後からフーシ派はサウジ領内にミサイル攻撃を開始していました。

(マークはホダイダ港)

サウジ軍のスポークスマンは、攻撃の種類を明らかにしていません。現地メディアではミサイル攻撃と書いているところが多いですが、フーシ派の海上攻撃の武器は爆発物を積んだボートを無線操縦するドローンボートや機雷が主流になっていました。タンカーからは「爆発した」との報告があったようです。ミサイルが直撃していたなら軽微な被害で済むとは思えませんので、何らかの原因でドローンボートがタンカーの近くで爆発してしまった、“失敗テロ”ではなかったかと思います。ホデイダ港はフーシ派が支配しているため、サウジ+湾岸国海軍の艦船は付近で警戒を続けています。常時、機雷やドローンボートの警戒を行っていますので発見して爆破した可能性もあります。

フーシ派がアラブ首長国連邦(UAE)の商船を攻撃したことはありましたが、このUAE船は軍の関連船でしたから純粋の商船への攻撃は初めてとなります。以前から当ブログで警戒を呼び掛けて来ましたが、航行する場合にはイエメン側を避け、エリトリア側に寄って航行するなど十分警戒することが必要です。忘れてはいけないのはイエメンからサウジ南部に掛けての紅海南部は“戦闘地域”だということです。サウジが空爆すれば直ぐにフーシ派が反撃するし、その逆も起こります。

ソース1
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