ソマリア勢力図(2017年8月25日現在)

日本でこんなものに関心を持つ人が何人いるかは知りませんが、再び定期的にフォローし始めたところがありますので、ときどきはカバーしていきます。ソマリア海賊の燃えかすは蠢いていますし、徒花「イスラム国(IS)」違ってしっかりと勢力圏を維持しているアルカイダ系のアルシャバブはソマリア南部に支配エリアを広げています。経済困窮の改善はなく、海賊復活の素地はあるためです。 続きを読む

香港沖で沈没する貨物船から乗組員11人を救助

台風による荒天下の香港沖で8月27日、遭難して沈没寸前の貨物船から乗組員11人を無事救助しました。ヘリコプターを使った救出劇です。 続きを読む

★★海賊週報★★(2017・8・21~8・27)

【ハイジャック・誘拐】=なし
【海賊の未遂、強盗・窃盗の既遂・未遂】=ギニア湾1件、東南アジア2件(1件かも)
【ソマリア海賊の未遂と疑わしい活動】=なし
※インシデントの発生と国際機関の情報には時間差もありますし、報告されないケースもあります。 続きを読む

《画像・動画追加》 シンガポール近くで米ミサイル駆逐艦とプロダクトタンカーが衝突、米乗組員10人が不明、5人負傷

8月21日午前6時すぎ(日本時間)、シンガポール近くを航行していた米ミサイル駆逐艦“USS John S. McCain (DDG 56)”とプロダクトタンカー“Alnic Mc”(50,760 DWT、船籍:リベリア、2008年建造、IMO:9396725 )が衝突しました。この事故で駆逐艦の乗組員10人が行方不明になり、米海軍とシンガポール当局が捜索活動を行っています。また駆逐艦の乗組員5人が負傷しています。 続きを読む

★★海賊週報★★(2017・8・14~8・20)

【ハイジャック・誘拐】=なし
【海賊の未遂、強盗・窃盗の既遂・未遂】=東南アジア2件
【ソマリア海賊の未遂と疑わしい活動】=なし
※インシデントの発生と国際機関の情報には時間差もありますし、報告されないケースもあります。 続きを読む

バベルマンデブ海峡近くで18,19日と不審な小型船接近。はしご確認、武装ガードが発砲

バベルマンデブ海峡近くで8月18、19日と連続して航行中の商船に不審な小型船が接近しました。18日のケースでは小型船にはしごが積まれていました。武装ガードが発砲すると接近行動は終わりました。 続きを読む

ウクライナ中央銀行、新マルウエア攻撃で警告。マースクの二の舞は?

世界の海運大手マースク(A.P. Moller-Maersk)の全面システムダウンも引き起こした6月27日のサイバー攻撃の起点になったウクライナの中央銀行は8月11日に新種のマルウエアによるサイバー攻撃の恐れがあるとして取引銀行などに警告を出しました。18日にロイターが伝えました。6月のウイルス「NotPetya」の亜種の可能性があり、そうだとすると自己増殖機能も有しているためネットワーク内に侵入されれば一気にネットワーク全体に感染が広がります。攻撃は24日の可能性が指摘されています。 続きを読む

サイバー攻撃受けたマースクの損害は3億ドル。多様な被害実例-海運業界のぜい弱サイバー対策

海運業界をターゲットにしたサイバー攻撃のニュースを見ることが増えてきました。具体的な被害が報告されるようになり、脅威が現実になってきたためです。8月18日、BBCは「ハッカーはどのように海運業界をターゲットにしているか」という特集を載せました。カテゴリーは「海運」ではなく「テクノロジー」。IT業界のテーマにもなってきたのです。 続きを読む

イエメン・モカ港周辺でフーシ派が無人爆弾ボート攻撃。3週間で3件、UAE船狙う

情報が薄いのですが、イエメン・モカ港周辺の紅海で7月下旬から3件の即席爆発装置を積んだ無人ボートによるUAE船を狙った攻撃が続いています。狙われているのはサウジアラビアが主導する湾岸国連合軍と連携するUAE艦船ですから民間の商船とはいえませんが、誤爆の危険はあります。

(8月16日の情報に添付されていた画像だが、キャプションはないので関連は不明)

(マークはモカ港=Mokha port)

7月29日、8月12日に続いて16日朝にもリモートコントロールで操縦される無人ボート攻撃がありました。これだけ連続して無人ボート攻撃を行うということはフーシ派の定着した攻撃手段になってきたといえ、今後も続くと考えた方がいいでしょう。しかし情報が少ないため、正確な場所も詳しい状況もよく分かりません。

ソース1
ソース2

比マニラ沖で7月からコンテナ船ドロ4件

フィリピン・マニラ沖のほぼ同じ場所で停泊中のコンテナ船ばかりを狙った盗賊事件が7月から4件起きています。 続きを読む

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