マラッカ海峡で大型鉱石船から約1トンの油流出

マラッカ海峡で7月26日朝(現地時間)、大型鉱石運搬船(VLOC)から燃料油が流出しました。流出量を約1トンと推定されています。 続きを読む

拡張パナマ運河閘門、開業1カ月で接触事故3件、設計上の問題浮上

7月21日に拡張したパナマ運河の閘門で中国のコンテナ船が接触事故を起こしたと伝えましたが、同様の事故が2件起きていたことが分かりました。いずれも事故としては軽微なものだったのですが、開業1カ月で3件の接触事故では、ITF(国際運輸労連=International Transport Workers’ Federation)が指摘していたように、設計上の問題があるのかもしれません。 続きを読む

☆お知らせ☆ TradeWinds情報について

TradeWindsが本日(7月27日)、「紅海で韓国のKT Submarineのケーブル敷設船がAK47とRPGによる海賊攻撃を受けた」という情報を流しています。有料サイトのため全文は読んでいませんが、22日のケースとみられます。当ブログでは別の米・ボルチモアにある「TRANSOCEANIC CABLE SHIP 」のケーブル敷設船として書いています。念のため確認中ですが、ハイリスクエリア外になると思われますので、韓国の敷設船の武装ガードが応戦する構図には違和感があります。

また別のイエメンの港湾・ターミナル安全情報を提供するサイトは、この事案は「海賊関連ではない」という見方を示していますが、公的なIMB海賊情報センター(クアラルンプール)などでは、「海賊攻撃」としています。AK47銃に1丁とはいえRPGが登場したことで本格的な海賊攻撃の可能性があるため、今日辺りになって急に慌ただしくなってきました。確かに仮にハイジャックをしたとしても、狭いバベルマンデブ海峡を越えて船を連れて行くのは艦船との遭遇を考えれば難しい点はあり、別の武装集団の可能性もあります。ただ、ソマリアの“元”海賊が刑務所から徐々に出所してきており、再犯の懸念がありました。いずれにしても脅威の顕在化が危惧される事案でので注意深くみていきます。

ナイジェリア沖ギニア湾でオフショアサプライ船に海賊攻撃。5人を拉致、現金なども奪う

ナイジェリア沖のギニア湾で7月7日、ナイジェリアのオフショアサプライ・タグボートが海賊に襲われ、5人が拉致されました。同じ日に近くで原油タンカーが攻撃されましたが、乗組員を拉致できず、船内を壊しまくっています。情報が遅くなった理由は不明ですが、既遂の拉致の情報開示は25日になりました。おそらく身代金交渉のため船主側がIMBへの報告を控えたのではないかと想像されます。このオフショア船は2014年3月にも3人が拉致されています。 続きを読む

紅海南部でケーブル敷設船にAK47銃とRPGで武装した海賊集団が攻撃、武装ガードが銃撃戦で撃退

エリトリア沖の紅海で7月22日、ケーブル敷設作業を行っていた特殊作業船にAK47銃とRPG(携行式ロケット砲)で武装した海賊が乗った2隻の小型船が接近し、銃撃してきました。作業船の武装ガードが応射し、撃退しました。乗組員にけはありませんでした。少し北側には武器密輸の拠点がありますから、ソマリア海賊と断定はできませんが、乗船しようとした攻撃でしたから、海賊の疑いが濃いとみられます。ソマリア海賊の疑いがある小型船の接近はありましたが、銃とRPGが使われたのは久し振りです。 続きを読む

上期の海賊・強盗発生、21年ぶりの低水準

IMBは7月25日、2016年上半期の世界の海賊・強盗発生状況をまとめました。それによると報告された件数は98件(昨年同期134件)で、これは1995年以来の低水準でした。 続きを読む

英原潜と衝突したのはギリシャのプロダクトタンカー

ジブラルタル海峡で訓練中の英国の原子力潜水艦と衝突したのはギリシャの船社が運航するプロダクトタンカーでした。 続きを読む

★★海賊週報★★(2016・7・18~7・24)

【ハイジャック・誘拐】=なし
【海賊未遂、強盗・窃盗の既遂・未遂】=東南アジア2件、西アフリカ2件、中米1件、南米1件
【ソマリア海賊の疑わしい活動】=報告なし 続きを読む

拡張パナマ運河閘門で8,500TEUコンテナ船が接触、事故第1号

拡張運用を開始したパナマ運河のAgua Clara 閘門で7月21日午後2時半ごろ(現地時間)、通過しようとした8,500TEUのコンテナ船が閘門の壁に接触しました。重大事故ではありませんが、ギリギリの幅しかないため真っ直ぐに入らないと擦ってしまう感じです。 続きを読む

【ミュンヘン・アタック】「物静かな」18歳を凶行に走らせるのは何か

ドイツ・ミュンヘンのオリンピアショッピングセンターで7月22日夕方(現地時間)に起きた銃乱射事件の実行犯は「物静かな」18歳の男(自殺)でした。子どもを含む9人が死亡し16人が負傷するという大惨事で、直ぐに「イスラム国(IS)」などイスラム過激派との関連が疑われますが、アメリカ情報当局はドイツ情報当局と情報交換し、「過激派との明白な関連はない」との見方を示しています。

ミュンヘン警察当局はこの男の単独犯との見方を強めています。男はイラン系のドイツ人でした。男が投稿した動画では「俺はここで生まれた。ドイツ人だ」と叫んでいます。隣人は「物静かな男性だった」と話しています。動機、背景などの捜査はこれからですが、日常的に暴力性や宗教性が強いとはみられていなかった18歳が凶行に走った背景は病的、心理的な側面から解明されなければなりません。直ぐに分かりやすい理由、例えば人種差別やイスラム過激派思想と結びつけますが、それだけでは無差別テロの激流に対抗できないと思っています。死者の中に3人のコソボ人がいたことが分かりました。旧ユーゴスラビアのコソボからの難民は多数ドイツに入っています。急増するシリア難民ばかりでなく旧ユーゴからの難民を排除しようという差別主義者は右翼を中心にいることは事実ですが、まだ若い18歳です。直ぐに難民への攻撃と考えるのは短絡に過ぎます。

ソース多数

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