「イスラム国」の斬首、強姦など残虐性支える覚せい剤

公式には否定されますが、覚せい剤は戦争の必需品でした。旧日本軍が使っていたヒロポン(メタンアンフェタミン)に近いアンフェタミンの方が欧米では一般的かもしれませんが、このアンフェタミンの錠剤が死んだ「イスラム国」兵士のポケットにあったと伝えられています。戦闘シーンでの覚せい剤の効果は絶大だといわれます。80歳以上の旧日本軍生き残りの方に聞かれれば、その方が正直な方なら効果のほどは分かるでしょう。軍隊に武闘派ばかりではありませんが、のめばこの世に怖いものはなくなるのですからこんな便利な“殺人マシーン製造法”はありません。それで第二次世界大戦までは使われていましたが、現在先進国の軍では使われていないと思います。覚せい剤はセックス用につくられたものではないのです。

それが「イスラム国」では使われているようです。兵士のポケットばかりではありません。世界に衝撃を与えた斬首実行犯の“ジハード・ジョン”と呼ばれる英国人の声の分析を行った専門家も「薬物使用者特有の話し方だった」と指摘し、その薬物の候補としてアンフェタミンを挙げていました。ソマリア海賊も大麻草のようなアラビアチャノキ(khat)の葉っぱをしょっちゅう噛んでいますが、アッパー系の薬物と戦闘はセットになっています。「イスラム国」でアンフェタミンが常用されているならば、集団殺人も強姦も至極当然の結果です。軟弱な日本人でも思想にシンパシーを持ってさえいれば、“ヤクチュウ殺人マシーン”としては使い物になるかもしれません。

(強姦後殺害された妹とクルド人民兵に救出された兄)

(強姦後殺害された妹とクルド人民兵に救出された兄)

しかしその結果、悲惨な実例は数多く起こります。シリアとトルコの国境の町、Kobaneがこのところの攻防の焦点になっていますが、「イスラム国」が町の4割以上を制圧する過程で、あるクルド人のきょうだいを悲劇が襲いました。まだ年端もいかない少年少女です。Kobaneの郊外で「イスラム国」兵士から隠れていたのですが見つかってしまい、妹は強姦された後、殺されてしまいます。兄はクルド人民兵が救出しました。クルド人のこの町を守るため米軍は10月10、11日にも「イスラム国」の部隊や車両などを狙って6回の空撃を実施しましたが、形勢は「イスラム国」優勢で推移しています。「イスラム国」がこの町を制圧すれば、いよいよトルコ領内への進軍が現実味を帯びてきます。NATO軍はトルコを守るため地上軍も派遣しますから、「イスラム国」としてもイラク、シリアでの“弱小軍”との戦闘とは様相を異にするため、一気にトルコへ展開せずにKobaneを拠点化するのではないかと思いますが、そうすればこのきょうだいのような悲劇が続きます。

ソース1
ソース2

欧米専門家、「イスラム国」などの「エボラ出血熱自爆テロ」を警告

欧米のテロ専門家は、「イスラム国」などのイスラム原理主義テログループがエボラ出血熱に感染させた自爆テロを行う恐れがあるとして警戒を呼び掛けています。航空機のネットワークを使って西側社会にエボラウイルスを巻き取らすのが狙いです。これは決して与太話ではありません。

米海軍大学のAl Shimkus教授(国家安全保障学)や英国バッキンガム大学のAnthony Glees教授(セキュリティ・インテリジェンス研究)は、「実行は容易」としてエボラ自爆テロの脅威を指摘しています。根拠の一つとして挙げられるのは、シリアの反政府グループが今年、「イスラム国」の拠点から押収したノートパソコンの中にあった「生物兵器の開発とペストに感染させた動物兵器の製造方法」というドキュメントです。この文書に関わっているのは「イスラム国」に参加したチュニジア人のMohammad S.。彼はチュニジアの二つの大学で化学と物理を学びました。大量殺戮に繋がる生物化学兵器をテロ攻撃に使うことを計画していることは間違いないところでしょう。

(「イスラム国」から押収したノートパソコンのファイル一覧)

(「イスラム国」から押収したノートパソコンのファイル一覧)

その延長にエボラ自爆テロがあります。西アフリカのエボラ出血熱流行国で自爆テロ候補者にエボラウイルスを感染させることはそう難しいことではないと思われます。そして航空機を使って西側社会を広く移動させればウイルスの拡散が可能になります。その自爆テロ犯は成人男子とは限りません。女性でも子どもでもいいのです。狂気の発想ですが、実行された時の社会防衛は極めて困難ですし、混乱は想像を絶すると思われます。死ねば天国に行けるという宗教心を利用したマインドコントロールで、「聖戦」戦士は死ぬことを恐れていませんし、自爆テロ犯は後から後から出てきます。

ソース1
ソース2(見つかった「生物兵器」に関するレポート)

スイスですら「イスラム国」への一切の協力活動を禁止。リクルート、宣伝、資金支援

スイスは、自国民のイスラム原理主義テログループ「イスラム国(IS、別名:ISIS、ISiS、ISIL、QSIS)への一切の協力・支援活動を禁止することを決定し、10月7日から発効させました。禁止の効力は半年間です。禁止されたのは戦闘員のリクルート活動やイスラム国の宣伝、資金支援など一切の活動が含まれます。中東諸国を経由してシリア・イラクに入り戦闘員に加わることも禁止されます。違反者には最高懲役3年か罰金、さらに重大なペナルティも課されます。宣伝やリクルートはイスラム原理主義を信奉する学者や宗教者、メディア関係者などが行っているケースが多いですが、こと「イスラム国」に限っては人権を一定程度抑制しても安寧を守らなければならないという強い決意を示したものです。

宣伝、リクルートに関しては、一見権威者然とした人物からの影響が大きく、それが若者を巻き込む要因になっています。「イスラム国」メンバーへの仲介行為は十分リクルート活動の一環です。結果的に「イスラム国」に利することになるからです。今回の禁止決定は「イスラム国」に対する明確な国家意思を示したことになります。国際連帯の流れは急です。日本でも緊急に時限法制を整備し、とにかく「イスラム国」への協力・支援を禁止する態勢をつくることが必要でしょう。その際、時限特別法で対応することが大切なポイントだと思います。どうしても人権に対する規制の側面を伴うためです。そうしてでも「イスラム国」の拡大は防がなければならない大きく深刻な脅威ですが、刑法など恒久法規を適用して先行事例として残せば、治安法制の無制限な拡大解釈に繋がる恐れが大きいと考えます。あくまで「イスラム国」をのさばらせないための緊急法の位置づけにし、明確に「ノー」を宣言することだと思います。

ソース1
ソース2

〈10月9日午後11時半全面差し替え〉 武装海賊、ベトナムのプロダクトタンカーをハイジャック、軽油の一部抜き取り1週間ぶり解放。1乗組員骨折

ベトナムに向けて航行中にシンガポール海峡北東の南シナ海で10月2日に消息を絶ったベトナム船籍のプロダクトタンカー“MT Sunrise-689”(5929DWT、2012年建造、18人乗り組み)は銃などで武装した海賊にハイジャックされ、積荷の軽油の一部を抜き取られた上、9日に解放されました。船内で海賊から逃れようとした乗組員1人が骨折しました。 続きを読む

リビアで「イスラム国」の旗掲げる新過激武装グループが車列パレード

リビア東部のDernaでイスラム原理主義テログループ「イスラム国(IS、別名:ISIS、ISiS、ISIL、QSIS)の黒い旗を掲げた武装グループの車列パレードが行われ、10月6日にこの動画がYouTubeにアップされました。グループは約50台の車に分乗し、「イスラム国」への忠誠を誓い、スローガンを連呼しながら街中を走っています。北アフリカに「イスラム国」の“支店”が生まれたように見えます。

リビアのイスラム過激グループとしては、ベンガジの米総領事館テロ攻撃実行犯といわれるAnsar al-Shariaがいますが、スペインのメディアは今回のパレードを行ったのは新たな過激武装グループAl Galuoで、Ansar al-Shariaとの連携を拒否していると伝えています。「イスラム国」は既存の過激グループを駆逐して拡大していますので、リビアでも同様な戦術を取っていく可能性があります。

ソース

★★海賊週報★★(2014・9・29~10・5) 

【ハイジャック・誘拐】=0件
【海賊未遂、強盗・窃盗の既遂・未遂】=東南アジア3件、南西アジア3件
【ソマリア海賊の疑わしい活動】=アデン湾1件 続きを読む

「イスラム国」、英国人2人目の援助ワーカーを殺害

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イスラム原理主義テログループ「イスラム国(IS、別名:ISIS、ISiS、ISIL、QSIS)」は10月3日、拘束していた英国人の援助ワーカー、アラン・ヘニングさん(47)を斬首するビデオを公開しました。英国人で2人目、英米合わせて4人目の報復処刑になりました。イスラム教の教義では異教徒は敵であり、斬首は正義とされますが、7世紀ならいざ知らず21世紀の現実の世界で許容されるものではなく、狂気としかいえません。カナダも空爆に参加するようです。東南アジアの各国も厳戒態勢を敷いていますが日本も本腰を入れるべきだと考えます。 続きを読む

中国海軍、海賊対策でアデン湾に潜水艦を初派遣の模様

中国海軍はアデン湾などでの対海賊作戦に初めて潜水艦を投入したとみられます。2010年と2012年にオランダ海軍が海賊監視などのため潜水艦を派遣しており、海賊対策での潜水艦投入は初めてではないですが、当時と海賊の状況がまるで違っています。 続きを読む

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