ソマリアの有名女性歌手の国会議員が射殺される。アルシャバブが犯行。殺害国会議員4人目

ソマリアの首都モガディシュで7月23日正午頃(現地時間)、車でホテルに到着した有名女性歌手で国会議員のSaado Ali Warsameさんが武装集団から銃撃を受け、死亡しました。運転手も同時に射殺されました。 続きを読む

横転客船“コスタ·コンコルディア”、最後の“航海”始める

(最後の“航海”を始めた“コスタ·コンコルディア”)

(最後の“航海”を始めた“コスタ·コンコルディア”)

2012年1月にイタリア沿岸で座礁・横転した客船“コスタ·コンコルディア(Costa Concordia)”(114,147 トン)の現場サルベージ作業が最終段階に入り、7月22日午前9時(現地時間)、解体のためジェノバ港に向け曳航を開始しました。 続きを読む

台風10号で台湾で座礁した中国プロダクトタンカーから救出

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日本には来なかった台風10号(Matmo)ですが、台湾では大きな被害を出しました。ニュースではどうしても陸上に関心が向きますが、海上でも大きな被害をもたらします。7月23日に台湾・高尾港沖で座礁したプロダクトタンカー“Sheng Chang”(2,890DWT、船籍:中国) の救出場面の画像が公開されました。ヘリコプターで中国人1人が救出されたとキャプションにはありました。

ソース (AFPがキャリーしているようですが、まだツイッターしかないため)

全米オープンテニスにテロの脅威。“テロの教科書”「インスパイア」最新号で特別攻撃対象に指定(画像2枚)

8月末から米ニューヨーク郊外で開かれる全米オープンテニスにテロ攻撃の脅威があるとして警察当局が警戒しています。これは“テロの教科書”といわれる、アラビア半島のアルカイダ(AQAP)が編集するオンラインマガジン「インスパイア(Inspire)」最新号の2014年春号(第12号)で特別ターゲットリストに掲載されたためです。 続きを読む

★★海賊週報★★(2014・7・14~7・20) 

【ハイジャック・誘拐】=東南アジア1件(別に継続案件1件)
【海賊未遂、強盗・窃盗の既遂・未遂】=東南アジア4件、南米1件
【ソマリア海賊の疑わしい活動】=なし 続きを読む

《 クライシスマネジメントの現場から 》 ベネッセはなぜ最初から「加害者」の視点を前面に出さなかったのか

日本では史上最大規模になったベネッセの個人情報流出事件で、重大なクライシスに見舞われた会社がとかく陥りやすい課題があったことに気付かれたでしょうか。それは基本的な「会社の覚悟」についてです。記者会見に出たわけではないので細部については私の誤解があるかもしれませんが、始めの頃のニュースを見ていて感じたのは、社長はこの記者会見で「誰に向かって何を伝えようとしたのだろう」という疑問でした。これは何もベネッセだけの問題ではなく、よく見られる光景でした。

「謝罪記者会見」が増えるにしたがって、「形式」は金太郎飴のきらいはありますが、スムーズに設定されるようになってきました。しかし一番肝心な「基本姿勢=立ち位置=覚悟」がずれていると感じられることがよくあります。申し訳ないのですが、ベネッセを例に考えてみます。幾つかポイントはありますが、流出名簿を購入した同業者のジャストシステムが名簿を消去したことに対する批判と重要情報の流出ではないとして経済的お詫びはしないと答えたくだりが特に気になりました。IR情報的に考えれば間違ってはいないと思いますが、少し勘違いがあるように感じました。経済記者への業績会見ならばこれでも良かったのでしょうが、今回は自分の会社のサーバーから、多分「個人情報の管理はきちんとします」と言って集めた個人情報が流出してしまい、事実上取り返すことはできないという事態での謝罪会見でした。

ベネッセは顧客との約束を反故にした当事者です。違う言葉で言えば、顧客との契約違反です。契約は不特定多数との信頼を担保する基礎で、極端に言えばベネッセが潰れようがどうしようが、守られなければならないというのが契約の基本です。社会常識に照らして適正な管理体制は構築していた中で犯罪が行われたという、法律的に言えば有責性は低いという認識があったためかもしれませんが、顧客には納得しがたい理屈ですし、「ベネッセも被害者だよね」というのは客側の自由な判断ではアリでしょうが、ベネッセはあくまで契約違反をした当事者です。他人のことを言う前にやるべきことがあり、それが完全に終わってから別の次元でジャストシステムとの問題は取り上げればいいことです。 続きを読む

《 クライシスマネジメントの現場から 》 FAAによる世界の航行禁止空域、レッドは7エリア。民間は経費よりリスク回避を優先すべき時がある (図2枚、画像3枚、生現場ビデオ1本)

ウクライナ東部の親ロシア派支配地域でのマレーシア航空機撃墜事件の現場では親ロシア派勢力による遺体収容や片付け作業が進んでおり、原因究明をうやむやにする流れが顕著になってきています。残念なことですが、軍事行動に絡む民間機撃墜は、2001年のシベリア航空機(黒海、高度11000メートル、78人死亡、ウクライナ軍の訓練中のミサイル誤射)、1983年の大韓航空機(日本海、10500メートル、269人死亡、旧ソビエト軍機からの空対空ミサイル)、1980年のイタヴィア航空機(現在は廃業、地中海、7500メートル、81人死亡、NATO機とリビア軍機の戦闘中に発射された空対空ミサイルが有力)などが起こっていますが、責任はいつもうやむやになります。相対的な力関係でしか国際社会は存在できませんから、責任が不明確になったと怒ってみても変わるものではありません。

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結局、民間は有効なリスク回避策を取るしか経営を守る方策はないのです。まだ十分な情報が集まっているわけではありませんが、マレーシア航空機が何故、危険エリア上空を飛んだのだろうか、という素朴な疑問が浮かびます。直前にウクライナ軍機に対するロシア若しくは親ロシア派勢力からのミサイル撃墜が起きていました。しかもテロ組織が一般的に保有する地対空ミサイルでは撃墜できなかった高度で撃たれました。なのにマレーシア機はアムステルダムからクアラルンプールへの直線になる「経済」ルートを変更しませんでした。航行ルート変更の公的な「命令」は出されていませんでしたし、事故当時にもシンガポール航空機やインド航空機が25キロの距離にいたわけですから、マレーシア航空機だけが航路を変更するのは難しかったとは思いますが、結果の重大さから残念でなりません。経費増になってもリスクを回避するための決断が、時には求められます。別に書きますが、これはベネッセで起きた情報流出でも同じテーマが存在します。 続きを読む

マレーシア航空機撃墜でリスク回避に動く。米、台湾は飛行ルート変更を指示

乳幼児3人を含む乗客・乗員298人の全員が死亡したとみられるウクライナ東部でのマレーシア航空17便(MH17、B777-200ER機)の墜落事故はミサイルによる撃墜とみられ、“戦争状態”での軍事的動きの危うさを示しています。アメリカ連邦航空局(FAA)や台湾航空当局は自国航空会社に飛行ルートの変更を指示、航空会社でも自主的にルート変更するなど、“犯人”捜しとは別にリスク回避の動きが出始めています。

7月17日夜(日本時間)の「連絡途絶」の一報から、「墜落」、「撃墜」と慌ただしい動きになったため、西側大手メディアは同時中継で報じ続けています。“犯人”はウクライナの親ロシア派勢力によるミサイル攻撃が有力で、CNNはウクライナ軍機とみて狙ったとみられる親ロシア派勢力兵士のやり取りの音声を公開しました。またウクライナ大統領は「テロ」との声明を発表しました。住民が撮影したとみられる最初のビデオを見ると、まだ明るい中での惨事です。緊急信号も発信されていませんから、17便は1万メートルの高度で突然爆発したと考えられます。

まさか民間機を狙ったテロ攻撃というのは考えにくいため、軍機との“誤爆”の可能性が高いとみられますが、情報は刻々と変化しています。BBCやCNNなどのライブ速報でフォローするのが最も速い情報入手になる状況です。

※画像は多数ありますが、メディアと大差ないため掲載しません。散乱する遺体もありますが載せません。

ソース1(ロイター特集。ライブビデオやツイッターもカバー。国連安保理の生中継も)
ソース2(BBC特集)
ソース3(CNN特集)
ソース4(FAA)

〈7月17日午前8時更新〉 南シナ海でまた油強奪海賊がハイジャック。マレーシアの小型プロダクトタンカーが被害。乗組員3人負傷

南シナ海でマレーシア船籍の小型プロダクトタンカー“MT Oriental Glory”(2954DWT、1994年建造、IMO: 9072587)が7月15日午後11時45分頃(現地時間)、インドネシア・ビンタン島の北東44海里(01:44N-105:07E)の南シナ海で海賊にハイジャックされました。海賊は通信機器とエンジンを破壊し、積荷の軽油2500トンをシップツウシップで抜き取った上、下船。タンカーは漂流していました。 続きを読む

アジアのハイジャック件数が突出-4~6月の海賊発生状況(図1枚)

英国のDryad Maritime Intelligence Servicesが2014年4月~6月の世界の海賊事案発生状況をグラフ化しました。今年度第1四半期の特徴は、アジアでのハイジャック事案が突出していることです。このまま推移すれば、軽微事案ばかりでなく、アジアが海賊のホットスポットになりそうです。 続きを読む

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