マースクのコンテナ船、また火災-オマーン沖

コンテナ船は船体構造から検討する必要があるかもしれません。あまりにコンテナの火災が続くためです。そのためタンカーのように積荷を分散、区画分けして火災の拡大を防ぐのも一つの方法だといわれます。3月6日に発生したマースクの超大型コンテナ船の火災ではまたまた次亜塩素酸カルシウム原因説が浮上しています。次亜塩素酸カルシウムを含む製品がコンテナ火災を繰り返してきたためマースクは積載を禁止しましたが積まれていたのかもしれません。そんな議論が出ている中で、マースクのコンテナ船でまたコンテナの火災が起きました。 続きを読む

不明4人のうち3人の遺体を確認-超大型コンテナ船火災

アラビア海で火災を起こした超大型コンテナ船で3月12日、不明になっていた4人の乗組員のうち3人が遺体で見つかりました。 続きを読む

《画像追加》 超大型コンテナ船の火災を制御。煙の色が白に

アラビア海で出火した超大型コンテナ船の黒い煙が白くなってきた、とインドのコーストガードが3月9日に明らかにしました。コーストガード船と民間の消火船2隻による消火活動の効果がでたようです。前部は激しく燃えましたが、燃焼範囲の拡大は見られず、火勢を制御できたとみられます。不明の乗組員4人の捜索はインド海軍が航空機も投入して行っていますが発見できていません。コーストガードは、4人は船内に取り残されている可能性があるとみています。しかし有毒ガスが発生しましたから生存の可能性は低いと考えられます。 続きを読む

《動画・画像追加、本文追加》 アラビア海で火災の超大型コンテナ船乗組員1人が死亡、依然4人が不明

アラビア海で3月6日夜に大規模火災が発生した超大型コンテナ船から救助された乗組員1人が死亡しました。依然4人の乗組員が行方不明になっています。3日目に入っても火災は鎮圧されておらず、現地メディアでは「有毒ガスが発生した」という報道もあります。 続きを読む

★アラビア海で15,000TEUの超大型コンテナ船で大規模火災、爆発も。4人が行方不明に

オマーン・サラーラ(Salalah)南東のアラビア海で3月6日夜(現地時間)、シンガポールからスエズ運河に向かって航行していたマースクの超大型コンテナ船で大規模な火災が発生しました。乗組員4人が行方不明になっています。インドのコーストガードが救援に急行、付近にいた4隻の商船も協力しています。 続きを読む

スエズ運河で原油タンカーが座礁

ロシアの原油タンカーが2月13日午後4時半ごろ(現地時間)、スエズ運河を航行中に座礁し、航行する船舶が影響を受けました。 続きを読む

沈没タンカーによる油濁範囲、南側に広がる可能性-英国立海洋センター

日本の排他的経済水域(EEZ)内で沈没したイランの原油タンカー“Sanchi”から流出した油の拡散について英国立海洋センター(National Oceanography Centre=NOC)が新たなシミュレーション結果を公表しました。 続きを読む

日本のコンテナ船がカナダ沖で機関室から出火し、漂流。5人負傷、2人はヘリで緊急搬送

カナダ・バンクーバーを1月31日に出港した日本のコンテナ船がブリティッシュコロンビア州沖を航行中の2月1日にエンジンルームから出火しました。乗組員23人の内5人が負傷し、重傷の2人がカナダコーストガードのヘリコプターで緊急搬送されました。船は航行できず漂流しているためタグボートで曳航することにしています。 続きを読む

タンカー沈没現場近くの海水の油量、リットル当たり50ミリグラム以下-中国海洋局がサンプル調査

東シナ海でバルク船と衝突・炎上し1月14日に沈没したイランの原油タンカー“Sanchi”からの流出油による生態系への悪影響が懸念されていますが、中国海洋局(State Oceanic Administration=SOA)が27日から28日に掛けて沈没現場近くで採取した海水サンプルの分析結果によると油分は1リットル当たり50ミリグラム以下で中国の海洋環境基準の範囲内だったことが分かりました。サンプルの採取箇所が必要十分だったのかとか、まだ流動的な今後の流出状況といった不確定要素があり、直ちに楽観できるものではないと思います。日本の排他的経済水域(EEZ)内の現場海域では約70隻の船舶が流出油の回収作業や環境調査を行っています。特定されていませんがおそらくほとんどは中国の船舶だと思います。

流出しているのは積荷のイランの超軽質原油と伝えられています。また重いC重油の燃料油も流出しているとみられます。超軽質原油は、コンデンセート油(condensate oil)とも呼ばれ、無色透明に近く、揮発性や爆発性が高いといわれています。海上の油膜は重い原油とは違って薄くなりますが、海水に混じりやすく、有毒なベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キシレン、ナフタレンを含むため生態系には長期間にわたって影響を与える可能性が指摘されています。流出したのが燃料油だけならば真っ黒な鳥や岩場に漂着した黒いヘドロ状の油で見慣れたケースになりますが、今回は異なります。しかも超軽質原油がこれほどの規模で流出したことは初めてで影響評価も未知の領域なのです。

タンカーは新しい船ではありませんが、ダブルハル船です。度重なる油流出事故を教訓に船体構造を二重にして、衝突しても積荷の油を入れたタンクは守れるように改善してきたのですが、うまくいかなかったのです。それだけに世界の海事関係機関、関係者は深刻に受け止めています。 続きを読む

《予測図掲載》 ★沈没イランタンカーの流出油、「1カ月以内に日本に到達の可能性」-英国立海洋センターが報告書。中国・イラン・パナマ・香港の4者が合同チーム結成へ

中国・上海沖の東シナ海でバルク船(香港船籍)と衝突後炎上、1月14日に日本のEEZ内で沈没したイランの原油タンカー“Sanchi”(パナマ船籍)からの流出油(積載原油=136,000トン=960,000バレルと燃料油)は拡大を続けていますが、英国の国立海洋センター(National Oceanography Center=NOC)はサウサンプトン大学と共同で1月の潮流などのデータを基にシミュレーションし、「1カ月以内に日本本土に到達する可能性がある」との報告書を公表しました。シミュレーションのグラフィックを見ると、2月中には日本の漁民ばかりでなく沿岸部で大きな被害が出る可能性があります。また衝突原因などを解明するため中国、イラン、パナマ、香港の4者の海事担当機関が25日に合同調査チームを結成する契約に調印しました。バルク船側からの事情聴取を開始、両船の航行データなどのブラックボックスの解析も始まりました。国際タンカー船主汚染防止連盟(International Tanker Owners Pollution Federation)によれば、35年ぶりの最悪のタンカー事故なのです。 続きを読む

← 前のページ次のページ →