比ミンダナオ島マラウイ、「イスラム国」系過激派が2割支配

フィリピン軍は6月12日、ミンダナオ島マラウイ(Marawi)で「イスラム国(IS)」系イスラム過激グループが約20%の地域をコントロールしていることを明らかにしました。今月5日の段階では10%の支配率だったため過激派の勢力は拡大していることになります。IS系通信社がマラウイでの聖戦戦士の戦いを賛美し、3分の2の地域を支配したと宣伝したことを受けたもので、比軍は支配地域の解放に全力を挙げています。 続きを読む

米主導の多国籍海軍がバベルマンデブ海峡・アデン湾などイエメン周辺パトロールへ

バーレーンの米第5海軍は6月12日、商船への攻撃が続くイエメン周辺海域で有志国海軍(Combined Maritime Forces =CMF)がパトロールする、と発表しました。スエズ運河に繋がるバベルマンデブ海峡やアデン湾になります。攻撃は海賊とは異なり、ミサイルや爆弾、RPG(携帯ロケット砲)などの武器を使います。イエメンのフーシ派とみられていますが米海軍は商船への攻撃者や背後に誰がいるかなどは明言を避けています。海賊も含めた警戒になるとみられますが、ソマリア海賊とは違って海軍らしいミッションとなりそうです。参加艦船や規模などの詳細は明らかにされていません。 続きを読む

★米、特殊部隊を比のイスラム過激派掃討戦に投入、比海兵隊員13人殺害受け支援

フィリピン・ミンダナオ島マラウイ(Marawi)に侵入した「イスラム国(IS)」に繋がるイスラム過激派に対する軍の掃討作戦は2週間が経ってもはかばかしい成果は上がっていません。数百人とみられる過激派は強固な地下トンネルを掘り、ミサイルなど武器も豊富です。さらに市民を人間の盾にしており、空爆も限定的にしか実行できていません。これまでに戦闘員138人を殺害しましたが、軍側も50人以上が死亡、市民も30人近くが殺害されています。軍側が包囲される局面も起きており、比海兵隊員13人が一挙に殺害される事態が発生、在マニラの米大使館は6月10日、米特殊部隊を支援に投入すると発表しました。過激派戦闘員にはマレーシア、インドネシアなどから外国部隊が加わっています。「テロとの戦い」を掲げる日本も他人事ではなくなってきました。 続きを読む

バベルマンデブ海峡近くの紅海で武装船多数目撃

バベルマンデブ海峡近くの紅海で武器を載せた多数の小型船が不審な動きをしていることが報告されています。付近を航行する船舶は厳重な警戒が必要です。 続きを読む

イラン・テヘランで同時テロ、国会議事堂とホメイニ廟で。12人死亡、負傷者多数、議事堂内で人質取り、銃撃。「イスラム国」が犯行声明

イランの首都テヘランの国会議事堂とホメイニ廟で6月7日、銃撃と爆弾のテロ事件が起きました。情報がまだ錯綜していますが、武装グループは議事堂内で人質を盾に銃撃している、とイランメディアが速報しています。議事堂での銃撃などで少なくとも12人が死亡、多数の負傷者がでています。イラン革命防衛隊(IRGC)などが緊急会合を開いています。テログループの一部は拘束されたという情報もあります。「イスラム国(IS)」系のAMAQ通信が犯行声明を出しました。 続きを読む

サウジ通信社、バベルマンデブ海峡のRPG攻撃は「海軍船」からと

バベルマンデブ海峡近くのイエメン・Myon島とジブチ・Saba島間でオイルタンカーに3発のRPG(携帯ロケット砲)が発射された事件でサウジアラビアの国営サウジ通信社(SPA)は「naval boat(海軍船)」から発射されたと伝えています。この海軍船はフーシ派の船を指すことになりますが、フーシ派は否定、「サウジ・米国がこのエリアの出来事に責任がある」と反発しています。サウジ側の言うことを鵜呑みにはできませんが、調査を継続していますのでその結果が注目されます。それは明確に商船を狙った攻撃だったためです。 続きを読む

比の戒厳令翌日、マラウイから住民が大量脱出。武装グループ、カトリック教会司祭ら10数人を人質に

(マラウイに向かうフィリピン軍)

戒厳令が宣言されたフィリピン南部ミンダナオ島のマラウイでは宣言翌日の5月24日、住人の大量脱出が始まっています。約20万人が住むマラウイに侵攻した「イスラム国(IS)」と連携するイスラム過激派グループ約100人は軍と激しい戦闘を展開する一方、カトリック教会、刑務所、学校に火を放ち、主要道路を制圧。教会の司祭ら10数人を人質にし、軍が攻撃すれば殺害すると脅しています。フィリピンのドゥテルテ大統領はイスラム過激派の活動範囲がさらに広がるようなら戒厳令の範囲を拡大する構えで、ISの拠点化を許さないという強い決意を見せています。 続きを読む

【追加】 比大統領、南ミンダナオに戒厳令。「イスラム国」連携の武装集団と軍が激しい戦闘

Marawi City attacked by suspected ISIS inspired militants belonging to the Maute group on May 23, 2017. Photo by Maulana Macadato

フィリピンのドゥテルテ大統領は5月23日、南ミンダナオ州に戒厳令を宣言しました。大統領は現在モスクワに滞在中で、スポークスマンがモスクワで明らかにしました。 続きを読む

イスラム過激派がLNGタンカー爆破を計画か、吸着機雷を入手。英国海軍ダイバーが英国港で捜索?

伝えている英国メディアの信頼性が気になるところですが、「イスラム国」やアルカイダなどのイスラム過激派が中東からのLNGタンカー爆破を計画していると伝えています。爆破場所は輸送先ということで英国海軍のダイバーが英国の港で到着したLNGタンカーの船底などを捜索している、というのです。 続きを読む

日比のコーストガードが5、6月にスールー海で海賊対応合同訓練

日本とフィリピンのコーストガードがアブサヤフグループ(ASG)による海賊脅威に脅かされているフィリピンのスールー海、セレベス海で海賊対応の合同訓練を5月12日に行いました。6月2~3日にも実施する予定です。日本側からは11管区海上保安本部に配備されているジェット機ファルコン900機1機が参加しています。 続きを読む

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