マレーシア・フィリピン境界海域で治安部隊が拉致グループの4人を殺害

マレーシア・Lahad Datu沖のフィリピン境界付近で5月8日未明、マレーシアの治安部隊が漁船を攻撃しようとしていた1隻のボートに銃撃し、男4人を殺害しました。誘拐を専門とするアブサヤフグループ(ASG)ではないかと見ています。 続きを読む

世界の有力武装ガード会社11社

▽Hart Maritime ▽Seagull Maritime Security ▽MUSC ▽Hudson Analytix ▽Solace Global ▽MAST ▽Securewest International ▽Neptune Maritime Security ▽ESPADA ▽STS maritime security ▽Anti-Piracy Maritime Security Services -11社の名前ですが最後の名前から業種を想像できるかも知れません。このブログでは分かりやすくするために武器を持ったガードマンという意味で“武装ガード”と書いていますが、これらを業としている会社(民間海上警備会社=private maritime security companies-PMSC)の大手です。ここ以外にも有力会社はありますが、利用する際の一つの目安になると思います。 続きを読む

アブサヤフ、拉致した2女性警官の身代金500万ペソを要求

フィリピンのイスラム原理主義テロ組織アブサヤフグループ(ASG)は4月29日にスールー諸島ホロ島でサンボアンガ(Zamboanga)市警察の女性警官2人と民間人2人を拉致しましたが、警官の身代金として500万ペソ(約1千万円)を要求してきました。フィリピン国家警察(PHILIPPINE National Police =PNP) が5月2日に明らかにしました。 続きを読む

ブラックマーケットでのAK47銃、5万~30万円

海賊から犯罪・テロ組織まで広く使われている銃がAK47アサルトライフル。故障が少なく、何しろ安い。1948年から30カ国で200種類もが製造され、総数は2億丁に上るとみられています。計算上ですが35人に1丁になりますから、如何に広く使われているかが分かります。 続きを読む

★スールー・マレーシア間でアブサヤフが乗組員拉致を計画ーReCAAPが警報

アジアでの海賊対策にあたっているアジア海賊対策地域協力協定 (ReCAAP)情報共有センター(ISC)は5月1日、アブサヤフが乗組員の拉致を計画しているとして警告を出しました。フィリピン当局から入手した情報では24時間以内に実行されるといいます。 続きを読む

「19隻タンカー拘束」情報に専門家は「フェイク」

本当なら大変な話ですが何故か眉につばを付けたくなると思っていたら、しっかり専門家が検証してくれました。その結果は「そのような事実はない」でした。 続きを読む

「イエメン・フーシ派がタンカー19隻を拘束」とサウジメディア

何ともよく分からない話です。イエメン・フーシ派がタンカー19隻を拘束し、紅海に面したホデイダ(Hodeida)港に入港できないようにしている、とサウジアラビアの大使が4月21日に明らかにし、サウジのメディアが23日に伝えました。19隻ものタンカーが通常運航ができない状態になっているなら大騒ぎになってもおかしくないのですが、名乗り出るタンカーは出てきません。さらにEU海軍(European Union naval force=EU NAVFOR)も「知らない」と言います。 続きを読む

イエメン・フーシ派が紅海南部でサウジのVLCCタンカーに攻撃。被害軽微、航行継続。フーシ派「サウジ艦船狙った」。商船被害は初、航行リスク高まる

紅海南部のイエメン・ホダイダ(Hodeidah)港西の公海を北に向かって航行していたサウジアラビア船籍の超大型原油タンカー“Abqaiq”(302,986 DWT、2002年建造、IMO:9247182)が4月3日午後1時半ごろ(現地時間、10:30GMT)、イエメン・フーシ派から攻撃を受けました。タンカーは200万バレルの原油を積んでいましたが、警戒中のサウジの艦船が救援し、被害は軽微で済み、予定通り航行を継続しています。乗組員に負傷者はいませんでした。フーシ派のスポークスマンは「サウジ連合軍の艦船を狙った」と攻撃を認めています。内戦中のイエメンでフーシ派と対立するサウジは湾岸国連合軍を組織し、2日にイエメンに空爆を行い14人以上が死亡しました。この直後からフーシ派はサウジ領内にミサイル攻撃を開始していました。

(マークはホダイダ港)

サウジ軍のスポークスマンは、攻撃の種類を明らかにしていません。現地メディアではミサイル攻撃と書いているところが多いですが、フーシ派の海上攻撃の武器は爆発物を積んだボートを無線操縦するドローンボートや機雷が主流になっていました。タンカーからは「爆発した」との報告があったようです。ミサイルが直撃していたなら軽微な被害で済むとは思えませんので、何らかの原因でドローンボートがタンカーの近くで爆発してしまった、“失敗テロ”ではなかったかと思います。ホデイダ港はフーシ派が支配しているため、サウジ+湾岸国海軍の艦船は付近で警戒を続けています。常時、機雷やドローンボートの警戒を行っていますので発見して爆破した可能性もあります。

フーシ派がアラブ首長国連邦(UAE)の商船を攻撃したことはありましたが、このUAE船は軍の関連船でしたから純粋の商船への攻撃は初めてとなります。以前から当ブログで警戒を呼び掛けて来ましたが、航行する場合にはイエメン側を避け、エリトリア側に寄って航行するなど十分警戒することが必要です。忘れてはいけないのはイエメンからサウジ南部に掛けての紅海南部は“戦闘地域”だということです。サウジが空爆すれば直ぐにフーシ派が反撃するし、その逆も起こります。

ソース1
ソース2
ソース3
ソース4
ソース5
ソース6

アデン湾で商船に2隻の小型船から銃撃攻撃、武装ガードが応射し撃退

アデン湾で3月31日、航行中の商船に2隻の小型船が接近し、発砲してきました。商船の武装ガードが応射し撃退しました。乗組員、船舶とも無事だった。 続きを読む

紅海南部で小型船4隻が0・5海里まで接近、はしごを確認

紅海南部のイエメン・モカ港近くで3月1日、航行中の商船に4隻の小型船が異常接近しました。小型船にははしごが確認されました。発砲などの攻撃は報告されておらず、商船、乗組員は無事でした。 続きを読む

← 前のページ次のページ →