CMF、アデン湾から紅海南部の推奨航海ルートを設定

インド洋海域で対テロ・海賊活動を行っている米国主導による多国籍の合同海上部隊(Combined Maritime Forces=CMF)は、イエメン内戦に絡んで海事テロ攻撃が続いているアデン湾から紅海南部海域で推奨航海ルート(回廊)を設定しました。アデン湾では、Internationally Recommended Transit Corridor (IRTC)が設定されていますが、これにバベルマンデブ海峡から紅海に繋がる回廊を設定しています。 続きを読む

イエメン・モカ港周辺でフーシ派が無人爆弾ボート攻撃。3週間で3件、UAE船狙う

情報が薄いのですが、イエメン・モカ港周辺の紅海で7月下旬から3件の即席爆発装置を積んだ無人ボートによるUAE船を狙った攻撃が続いています。狙われているのはサウジアラビアが主導する湾岸国連合軍と連携するUAE艦船ですから民間の商船とはいえませんが、誤爆の危険はあります。

(8月16日の情報に添付されていた画像だが、キャプションはないので関連は不明)

(マークはモカ港=Mokha port)

7月29日、8月12日に続いて16日朝にもリモートコントロールで操縦される無人ボート攻撃がありました。これだけ連続して無人ボート攻撃を行うということはフーシ派の定着した攻撃手段になってきたといえ、今後も続くと考えた方がいいでしょう。しかし情報が少ないため、正確な場所も詳しい状況もよく分かりません。

ソース1
ソース2

AQAP発行の「Inspire」最新号、「列車脱線」を特集。欧米で警戒強化

イエメンに拠点を置くアラビア半島のアルカイダ(AQAP)はデジタルマガジン「インスパイアー(Inspire)」17号を発行しました。この最新号では「列車を脱線させる装置と作り方」を18ページにわたって特集しました。インスパイアーはテロの教科書といわれ、これまでもテロ攻撃のやり方を示し、それが実際に実行されてきました。脱線テロ攻撃が現実の脅威になりそうです。 続きを読む

イエメン・モカ港でUAE船に「爆弾」ボート攻撃。堤防に衝突、実被害はなし

紅海南部に面したイエメン・モカ港で7月29日、エリトリアから到着したアラブ首長国連邦(UAE)の軍関係船に爆発物を載せたボートが接近していきました。しかし、ボートが堤防に衝突したため海事テロ攻撃は失敗しました。フーシ派の犯行とみられています。 続きを読む

イエメン・フーシ派、サウジの聖地メッカ近くにミサイル攻撃

内戦が続くイエメンでイランの支援を受けてサウジアラビアが主導する湾岸有志国&米国連合と戦っているフーシ派がサウジのイスラム教最大の聖地メッカを攻撃目標に設定したようです。昨年10月に続いて7月27日にも弾道ミサイルを発射しましたが、メッカから69キロほど離れていたため被害は出ませんでした。 続きを読む

インド、イスラム過激派掃討中のフィリピンに50万ドルの資金援助

ミンダナオ島マラウイで「イスラム国(IS)」に繋がるマウテグループやアブサヤフグループ退治作戦を展開しているフィリピンに対してインドが50万ドル(約5,500万円)の資金支援を行うことを明らかにしました。 続きを読む

★INTERTANKO、イエメン沖のアデン湾から紅海のタンカー航行で新ガイドライン。武力攻撃受け当面の自衛策示す

国際タンカー船主協会(INTERTANKO)は7月21日、アデン湾から紅海のタンカー航行に関する新ガイドラインを公表しました。イエメン沖でタンカーに対して海賊とは異なる小型船からの武力攻撃が相次いでいることを受けたものです。INTERTANKOなどの海事団体は深刻な脅威と捉え、EUの海軍組織EUNAVFORと安全航行策について検討していますが、当面の自衛策について新ガイドラインとしてまとめました。 続きを読む

ロシア、2度目のISリーダー・バグダディ殺害発表。イラクでは象徴のモスクをIS自ら爆破

ロシア外相は6月22日、シリア・ラッカ近郊の空爆で「イスラム国(IS)」リーダーのアブ・バクル・アル・バグダディを殺害した、と2度目の殺害発表を行いました。 続きを読む

ペルシャ湾のサウジ油田施設にテロ攻撃未遂。武装した3隻のボート接近、サウジ海軍1隻拿捕3人拘束、イラン革命防衛隊か

(テロ攻撃を仕掛けられたペルシャ湾にあるサウジアラビアのMarjan offshore oil field )

中東がさらにきな臭くなってきています。武装した3隻の小型ボートが6月16日夜(現地時間)、ペルシャ湾にあるサウジアラビアの海底油田施設に高速で接近しようとしました。領海侵犯を警戒していたサウジ海軍船が発砲し、追跡。1隻を押さえ3人を拘束しました。2隻は逃げました。サウジ側は19日、拘束した3人はイラン革命防衛隊(IRGC)の精鋭だと主張しました。これに対しイラン側は同日、「あれは漁民だ」と否定しました。

海底油田の洋上施設が爆破されれば大惨事になるところでした。サウジのいうのが正しければ、イラン革命防衛隊そのものか、関係する組織かは分かりませんが、イランの直接行動が始まった可能性があります。イランではテヘランテロもあって反サウジ、反米気運が高くなっています。ただ、直接的な武力攻撃に踏み切れば泥沼化が避けられなくなるため、イランも慎重に行動するのではないだろうかと考えていました、そうとも言い切れなくなってきたようです。

ソース1
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〈修正・追加〉 イエメン沖紅海でUAE船にミサイル攻撃、乗組員1人負傷。UAE「医療機器と薬」搭載船と発表

サウジアラビアが主導する連合国軍は6月14日、バベルマンデブ海峡にも近いイエメン・モカ港沖の紅海でUAEの船がフーシ派からミサイル攻撃を受け、乗組員1人が負傷した、と述べました。UAEのメディアは「イエメンでコレラが流行していたため、薬と医療機器を運んでいた」と伝え、負傷者は出たが船体に損傷はなかった、ともいいます。 続きを読む

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