「カプコン」攻撃ランサムウエア、仏大手海運CMA CGMや伊洋酒カンパリなども被害

日本のゲーム大手「カプコン」が標的型ランサムウエア攻撃を受けましたが、同じウイルスが9月に仏海運大手「CMA CGM」を、11月初めにはイタリアの大手洋酒メーカー「カンパリ(Campari Group)」を攻撃しています。データを暗号化するとともに盗み出し、これを“人質”にして身代金(ビットコイン支払い)を要求します。カンパリには1,500万ドル(約15億6千万円)を要求しました。 続きを読む

CMA CGMに身代金要求型のサイバー攻撃。ネットワークへの顧客アクセスは復旧

フランスに本拠を置く大手海運会社「CMA CGM」に9月28日、マルウエアによるサイバー攻撃がありました。影響を受けたのはCEVA Logisticsを除くCMA CGMのネットワークで、対応作業を行った結果、情報システムへのアクセスは回復してきています。ネットを使った顧客からの予約などはできるようになりました。 続きを読む

クルーズライン「カーニバル」にランサムウエア攻撃、データ暗号化される

世界最大のクルーズライン「Carnival Corporation & PLC」が8月17日にランサムウエア攻撃を受けたと発表しました。一部の情報技術(IT)システムのデータが暗号化され、個人データへの不正アクセスも確認されました。同社はランサムウエアの名前は明らかにしていません。 続きを読む

MSCにサイバー攻撃か。WEBサイトダウン4日目に

世界第2位のコンテナ輸送量を誇る大手海運会社のMSCで4月9日からWEBサイトがダウンしています。「スイス・ジュネーブのサーバーにネットワーク障害が起こった。業務は通常通り」と船社側は説明しています。イースター休暇(4月10~13日)が影響しているのかもしれませんが、障害が長期に続いていることからサイバー攻撃を受けたのではないかという見方が広まっています。(画像はMSCのHPトップに貼られたメッセージ。HPを開くことはできないままです) 続きを読む

デンマーク、海事分野のサイバーセキュリティ国家計画を策定

デンマーク経済産業省は1月16日、海事分野のサイバーセキュリティに関する新たな国家計画を策定し、公表しました。サイバー・情報セキュリティ国家計画の海事部門版となります。期間は2019年から2022年。 続きを読む

米・英・オランダなど、ロシア諜報機関GRUのサイバー攻撃を一斉公開。米司法当局GRU7人を訴追

米・オランダ・英政府は10月4日、ロシア軍参謀本部情報総局(GRU)による2014年から2018年までのハッキングなどさまざまなサイバー攻撃について一斉に公表、米司法当局はGRUメンバー7人を訴追し、顔写真などを公表しました。協力したオーストラリア・ニュージーランド・カナダ政府も同日、プレスリリースを発表しました。公表されたターゲットは多岐にわたり、反ドーピング機関WADAや国際サッカー連盟(FIFA)、オランダ・ハーグの化学兵器禁止機関(OPCW)、米民主党全国委員会、ウクライナの銀行など、そして米の原子力企業ウエスチングハウスです。公表された証拠類からは現代のサイバー攻撃とそれを防衛する側の諜報活動が見えてきます。大部ですが公表資料を網羅しました。 続きを読む

米ロングビーチ港のCOSCOにサイバー攻撃。ランサムウエアか

米国カリフォルニア州のロングビーチ港にある中国遠洋海運集団(China COSCO Shipping Corporation Limited)のコンテナターミナルが7月24日サイバー攻撃を受けました。ランサムウエアとみられます。日常のオペレーションに支障が出ていますが、米国に限定されているようです。 続きを読む

英国政府、新船舶サイバーセキュリティ規範を発表

英国運輸省は9月13日、新たな船舶サイバーセキュリティ行動規範(Cyber Security for Ships’ code of practice)を発表しました。昨年8月に公表した港湾・港湾システムのサイバーセキュリティ規範(Cyber security for ports and port systems code of practice)とセットになるものです。 続きを読む

ウクライナ中央銀行、新マルウエア攻撃で警告。マースクの二の舞は?

世界の海運大手マースク(A.P. Moller-Maersk)の全面システムダウンも引き起こした6月27日のサイバー攻撃の起点になったウクライナの中央銀行は8月11日に新種のマルウエアによるサイバー攻撃の恐れがあるとして取引銀行などに警告を出しました。18日にロイターが伝えました。6月のウイルス「NotPetya」の亜種の可能性があり、そうだとすると自己増殖機能も有しているためネットワーク内に侵入されれば一気にネットワーク全体に感染が広がります。攻撃は24日の可能性が指摘されています。 続きを読む

サイバー攻撃受けたマースクの損害は3億ドル。多様な被害実例-海運業界のぜい弱サイバー対策

海運業界をターゲットにしたサイバー攻撃のニュースを見ることが増えてきました。具体的な被害が報告されるようになり、脅威が現実になってきたためです。8月18日、BBCは「ハッカーはどのように海運業界をターゲットにしているか」という特集を載せました。カテゴリーは「海運」ではなく「テクノロジー」。IT業界のテーマにもなってきたのです。 続きを読む

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