【モーリシャス油濁】世界中から救援広がる、グレタさんも紹介。11日現在、600万モーリシャスルピー超える

モーリシャスでのバルク船油濁事故で地元ではボランティアが連日手作業で漂着した燃料油(C重油)の回収を行っていますが、その資金集めに8月7日にクラウドファンディングを立ち上げたところ11日の段階で目標の1千万モーリシャスルピー(MUR)(約2,600万円)の半分を超える6,105,373 MUR(約1,600万円)が集まっています。スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリさんも紹介、世界中から約4,000人が支援をしています。 続きを読む

【お知らせ】

先週、新規の海賊事案報告がありませんでしたので、海賊週報の更新は休みます。
                                             (了)

【モーリシャス油濁】《動画1本》8月10日のバルク船。波に揺られ不気味なきしみ音

モーリシャスで座礁し油濁事故を起こしているバルク船“WAKASHIO”(203,130 DWT、船籍:パナマ、2007年建造、IMO:9337119)の甲板には燃料油が詰められているとみられる四角のタンクが所狭しと置かれています。8月10日に撮影されたバルク船は波に揺られながら不気味なきしみ音を発し続けていました。 続きを読む

【モーリシャス油濁】海況悪く船内からの燃料回収作業を中断

モーリシャスでのバルク船座礁・油濁事故で船内には約2500トンの燃料油+軽油が残っているとみられ、流出を防ぐため別の小型タンカーに移す回収作業が行われていますが、8月10日の海況は風速約15メートル(時速50キロ)、波高約5メートルと予測されています。このため海況の回復待ちで回収作業は中断しています。夏から秋にかけてインド洋はモンスーンの季節で海は荒れることがしょっちゅうです。 続きを読む

【モーリシャス油濁】住民、漂着した重油を手作業で除去

(8月9日に仏の軍用機で汚染防止装置が到着)

モーリシャスでのバルク船油濁で流れ出した約1000トンの燃料油(C重油)は海岸に漂着しています。地元住民はモーリシャスで初めての油濁被害にとまどいながらも総出で除去作業を進めています。環境関係のサイトが関心を示し始めています。 続きを読む

【モーリシャス油濁】《動画5本》船内に広がる亀裂。油濁4日目、ボランティアがサトウキビでオイルフェンス手作り

モーリシャスでのバルク船「WAKASHIO」油濁事故から4日目になった8月9日、現地では元大統領ら住民や外国人ボランティアがペットボトルとサトウキビを利用したオイルフェンスを手作りして海中に設置、必死に流れ着く燃料油の防止と手作業での回収作業に当たっています。また、9日に撮影された船内の様子で亀裂が多数発生していることが判明しました。船体破断の恐れも指摘されています。 続きを読む

【モーリシャス油濁】謝罪は誰に行うのか。日本人記者だけの会見の無意味さ

モーリシャスでのバルク船座礁・油濁事故で船主の長鋪汽船(岡山県)社長と傭船・運航社の商船三井の副社長らが8月9日、東京都内で記者会見を開きました。型通り、事故の謝罪と事後処理の誠実対応を行いましたが、「???」です。出席した記者は日本人記者ばかりだったようにNHKのライブニュースでは見えました。事故は遠いインド洋のモーリシャスで起き、既に流出した燃料油は沿岸に漂着しています。被害はもう起きているのです。とすれば被害者はモーリシャスの人たちです。

では記者会見で誰に向かって謝罪したのでしょうか。株価に影響して投資家が損をしたかもしれませんが、それは間接的なものです。何よりもベトベトの重油で海を汚されたモーリシャスの人たちや政府などに頭を下げる必要があったのではないでしょうか。もちろん座礁の原因などで船側の責任がはっきりするまで頭を下げないという選択肢はありますが、少なくとも日本語の世界では謝罪していますから、謝罪するというスタンスだったと思います。

少なくとも外国人記者らにも参加してもらって記者会見を開く必要があったように感じます。今回の事故は日本のメディアより外国メディアの方が積極的に取り上げています。環境問題への意識の違いがあるのかもしれませんが、世界のニュースになっているのです。グローバル展開をしている日本企業の数は多いですが、意識は日本のドメスティック企業のままではないでしょうか。日曜午後に会見をセットしたことは何の問題もないと思います。世界は24時間動いています。それぞれ可能な時間に情報開示すればいいと思いますし、既にそうなっています。問題は事業の展開範囲に応じた適切な情報開示を行うことではないでしょうか。

記者会見を受け英語のリリースでどれだけ丁寧に説明し、理解を得るかが、記者会見より重要でしょう。クライシス管理は当事者、特に被害者にどう納得若しくは理解してもらって収めるかです。今回でいえば、モーリシャスの人たちや救援に動いたフランス政府などに示す姿勢が大切ではないでしょうか。

【モーリシャス油濁】英文ウィキペディアに「MV Wakashio oil spill」。グリーンピースも声明

インド洋のモーリシャスでのバルク船「WAKASHIO」座礁・油濁事故でモーリシャス政府から救援要請を受けたフランスのマクロン大統領は8月7日、隣接するレユニオン島から汚染防止装置を緊急輸送すると発表しました。8日に軍が吸収剤などを空輸しました。また、環境保護団体グリーンピースは「モーリシャスがこれまでに経験した中で最も恐ろしい生態系危機の1つになる可能性が高い」と声明を出しました。きれいな海を売り物にする観光立国を襲った油濁事故への国際的な関心は高く、8日には英文ウィキペディアに「MV Wakashio oil spill」の新項目が編纂されました。国際的な関心が高く、急がれる後処理ばかりでなく、悪天候下とはいえ、座礁後もまれる中で自然に破断したように見える船体の構造・強度などの原因解明も必要だと思います。 続きを読む

《動画8本+3本》モーリシャス沿岸で大型バルク船が座礁。悪天候下に燃料油流出、環境被害の恐れ

インド洋に浮かぶモーリシャスの沿岸部で7月25日に大型のバルク船が座礁、8月6日に船体に亀裂が入り燃料油の流出が始まりました。悪天候のため流出油の回収作業がはかどっておらず、陸にも漂着しています。座礁した場所は世界一と言われる珊瑚礁が広がる海洋公園の近くで、沿岸の漁民や生態学者らは船体の破壊が進み大量の燃料油が流出する事態を恐れています。バルク船はディーゼル油200トンと低硫黄バンカー燃料油3800トンを積んでいます。 続きを読む

ベイルート大爆発

レバノン・ベイルート港で8月5日に起きた大爆発の動画を幾つか紹介します。爆発した硝酸アンモニウムは2013年9月にロシアの貨物船で運ばれてきました。貨物船が技術的な問題から航行を止められてしまい、船会社が幽霊状態で応答がないため、積み荷の硝酸アンモニウム2,750トンは港の倉庫に保管されてきました。 続きを読む

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