★★海賊週報★★(2017・9・11~9・18)

【ハイジャック・誘拐】=なし
【海賊の未遂、強盗・窃盗の既遂・未遂】=西アフリカ1件、南米1件、東南アジア1件、南アジア1件
【ソマリア海賊の未遂と疑わしい活動】=なし
※インシデントの発生と国際機関の情報には時間差もありますし、報告されないケースもあります。 続きを読む

ロシア・中国、ウラジオストク沖で合同演習。7月のバルト海に続き、軍事連携

ロシアと中国の海軍は9月18日から北朝鮮国境に近いウラジオストク沖の日本海で合同軍事演習を開始しました。両国海軍は最近連携を深めており、7月にはバルト海で合同演習を実施しています。 続きを読む

☆お知らせ☆ 

海賊週報の更新は9月18日になります。

北朝鮮が発射しているのは「ミサイル」か、「飛翔体」か

ミサイルとは兵器の一種であり、離れた着弾点を破壊するのが目的。破壊するのは弾頭に積み込まれたさまざまな爆発物で、ミサイル本体が破壊するのではありません。何を今さらといわれそうですが、政治的な意味で使われている北朝鮮のミサイル発射をさも兵器のミサイルが発射されたかのように恐怖を煽っているのが理解できません。海中に落下した先端部分(弾頭部分)は回収されていませんから、爆薬が積まれていたのかどうかは確認できませんが、ただ海に落ちるだけですから爆薬は積んでいないと考える方が自然でしょうし、万一爆薬を載せているなら宣戦布告と同じですから「有事」になってもおかしくありません。

北朝鮮は計算した上でプロパガンダとして発射しているわけで、自爆につながる攻撃をする気はないとみるべきです。故に韓国が発表するように発射されているのは「飛翔体」と呼ぶべきではないだろうかと思うのです。飛翔体を遠くに飛ばす技術は兵器としてのミサイルに使えますし、その進歩は軍事的な脅威に繋がるのは常識の世界です。北朝鮮に対する牽制と警戒が必要なことは理解しますが、軍人の脅威と政治的な脅威と市民の脅威にはレベル差があるのもまた常識でしょう。

ミサイル技術の進歩を見せつけるためにロケットを発射しているのが現状ならJアラートもPAC3の見せつけ配備も、まるで危機管理コンサルタントの「脅威煽り」の営業戦術と同じです。平和の日常に馴れきった日本にショックを与えるのが目的かもしれませんが、普通の国のセキュリティセンスとの落差を感じます。爆薬が積まれていない飛翔体はロケットと同じようなものですから破片が直撃しない限り大きな被害は出ないのではないかと思います。爆薬として核爆弾が積まれるなら話は違いますが、それは2017年の脅威にはなっていません。まずは、ミサイルなのか飛翔体なのかを確定し、被害想定をきちんと知るべきでしょう。兵器としての「ミサイル」、あるいは「ミサイル技術」の話とゴチャゴチャになってはいないでしょうか。

北朝鮮は宣伝ですから「ミサイル」と呼びますが、兵器としては発射していないのです。もちろん北朝鮮の独裁政権の横暴は許されるものではなく、将来の脅威はきちんと認識するべきですが、現在の状況で右往左往するのは何かヘンです。無批判に政権やメディアの「不安煽り」を信じるのではなく、自分で確かめることが肝心だと思います。

英国政府、新船舶サイバーセキュリティ規範を発表

英国運輸省は9月13日、新たな船舶サイバーセキュリティ行動規範(Cyber Security for Ships’ code of practice)を発表しました。昨年8月に公表した港湾・港湾システムのサイバーセキュリティ規範(Cyber security for ports and port systems code of practice)とセットになるものです。 続きを読む

イエメン・フーシ派、 「ホダイダ港が攻撃されれば公海上の原油タンカー攻撃」

イエメンのフーシ派幹部が9月14日、紅海に面したホダイダ(Hodeidah)港をサウジアラビア主導の湾岸国連合軍が攻撃したならば公海上を航行する原油(オイル)タンカーを報復で攻撃するかもしれない。何でもやる」と述べました。フーシ派が攻撃するとするタンカーについて、ロイターは「サウジのタンカー」と書いていますが、新華社は単に「公海上のタンカー」と記しています。 続きを読む

アブサヤフ海賊の身代金、「10人で100万ドル」。インドネシア海運会社支払い情報

フィリピン政府軍の掃討作戦やマレーシア、インドネシア海軍との3国連携海上パトロールでスールー海の武装海賊事案は現在下火になっていますが、脅威自体が消えたわけではありません。 続きを読む

★★海賊週報★★(2017・8・28~9・10)

【ハイジャック・誘拐】=東南アジア1件
【海賊の未遂、強盗・窃盗の既遂・未遂】=南米2件、東南アジア1件、南アジア1件
【ソマリア海賊の未遂と疑わしい活動】=なし
※インシデントの発生と国際機関の情報には時間差もありますし、報告されないケースもあります。 続きを読む

米第7艦隊の駆逐艦・巡洋艦乗組員、操船技術など認定資格の37%が期限切れ

米下院軍事委員会で9月7日に第7艦隊艦船で相次ぐ重大事故の原因解明に向けた聴聞会が開かれました。 続きを読む

マレーシア沖でサイフォン海賊攻撃。海事当局の出動早く10人を逮捕

マレーシア東沖で9月6日、航行中のタイ船籍のプロダクトタンカーに2隻の高速ボートが接近し、13人の武装海賊が乗船。タンカーが積んでいたジーゼル油を母船に移そうとしましたが、通報を受けたマレーシア海事当局(MMEA)が巡視船2隻とヘリコプターを急派、10人を逮捕し、逃げた3人を追っています。サイフォン海賊が再燃する気配ですが、大型のプロダクトタンカーにとっては深刻な脅威とはならないと考えます。 続きを読む

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